外壁の張り方
2017年11月11日
いつもありがとうございます。
満天の満永健二です^^
皆さんはご存知かもしれませんが外壁の張り方には昔は直張り、今は通気工法が一般的な張り方になっています。
上の写真は外壁を剥がした後の写真になります。
黒いシートが張られています。これが昔使われていましたフェルトになります。
フェルトは水は通しませんが通気の作用はありません。
この現場は直張りで凍害や外壁の断面から水を吸いこみ傷んでいましたので張り替えの提案をさせていただきました。
黒いフェルトを剥がし透湿防水シートを張り、窓廻りや霧避けなどの箇所には防水テープをしっかりと張り雨水などの浸入を防ぎます。
次に胴縁の取付を行います。
胴縁の取付でも空気の流れを止めないように配慮し取り付けていきます。
その後に専用の金具を取り付けていきます。
上の写真はスターターと言われる専用の金具です。
ここも空気の流れを止めないように隙間を確保します。
スターター廻りだけではなく軒天井の所も配慮し通気見切りの取付や軒天井に有孔板(穴あき)を用いるなどをします。
最近では水切りと言われる部位がついてない所も見受けられ、下からのぞいてみると横に木が打ってあり完全に空気の流れを遮断している状態を見ます。
直張りは内部結露、結露によって起こるカビの発生、外壁材の水分の吸収、外壁材の割れなど様々な症状が起きてしまいます。
塗装でいいのか?張り替えたほうがいいのか?うちの外壁はどうなの?などなど。。。疑問、質問なんでも聞いてください!(^^)!
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