窯業系サイディングの凍害を防ぐには・・・
2016年09月08日
こんにちは!!
満天ファミリーの星野です(^^)/
満天HPには『凍害』で検索してくる方が非常に多いです。なので、本日は凍害がどのようにして起きるのか、どの部分から起きるのかをお話しさせていただきます。
まず、凍害がどのようして起きるのかご存知ですか?凍害までのメカニズムを下記に記載しますのでご覧ください!
1.サイディング表面の塗膜がなくなる。(『チョーキング現象』と呼ばれる手に粉状のものが付着する現象が起きる)
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2.サイディング自体が水を吸収する。
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3.吸収した水が冬場にサイディング内部で凍結、融解を繰り返す。=膨張、収縮を繰り返す。
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4.膨張、収縮を繰り返すことにより表面を浮き上がらせる。
これが凍害が起きるまでのメカニズムです。では、凍害はどの部分におきやすいのでしょうか。
この写真を見ただけでは、どこが傷んでるのかわかりませんよね。塗装しなくてもいいんでないかい!?と思われる方も多いと思います。こちらの写真を見てください!
同じ部分の赤外線画像です。黒い部分の温度が下がっているのがわかりますよね!?その黒い部分をよく見てみると、サイディングの継目だということがわかります。サイディングの継目が水を吸収して温度が下がっているということです。
サイディングの表面は塗装がされていますが、継目の部分や切り口は塗装されていません。釘を打っている箇所も同じです。塗装していない部分や塗膜がなくなっている部分が水を吸収してしまうのです。このまま冬を迎えますと、もちろんこの部分が凍害を起こします。
ではどうすれば防げるのか!?簡単です!サイディングが水を吸収するのを防げばいいのです!塗装がしていない・・・塗膜がなくなった・・・であれば、塗装をすればいいんです!凍害を防ぐには、凍害する前に塗装を行えばいいのです。簡単ですよね。
じゃあいつ!?今でしょ!とは言いません(笑)自分のお家の壁を手でなぞってみてください。手に粉がつきますか?小さなひび割れがありますか?釘廻りは大丈夫ですか?その部分を注意してみ見ていただければわかると思います。
塗装することはきれいにするだけではありません!サイディングを・・・お家を水から守る!塗装=防水なのです!お家を守るということで塗装を考えてみてください!
それでは、
満天の星空の下、皆さまが笑顔でありますように・・・。