湿気はお家の寿命を縮めます！

2016年09月03日

こんにちは?
満天スタッフ愛子です！
連日、日本列島を襲う台風･･･今現在も台風12号が迫ってきていますね。
梅雨、夏のゲリラ豪雨、台風など、6月から10月までは1年間で最も湿気が多い期間だそうです。

湿気により住まいの安全が最初に脅かされるのは、
床下や屋根裏、クローゼットなどの普段目につかない部分。
浴室や洗面所、トイレなどの水を使う場所です。

特に今の時期これらの場所は湿気がこもりやすいため、カビやシロアリ・羽アリの発生、木材の腐朽が起こりやすい所です。
台風などの強い雨や風で雨漏りしたりすると、さらに家内に水が入り、もちろん湿度も高くなります。
本日は、湿気がその繁殖力を高める”シロアリ”についてお話したいと思います。

まずは何故湿気が多いとシロアリに注意しなければいけないか。
そもそもシロアリは腐った木を分解して森のリサイクルに役立っている生物です。
でも、腐った木が人間の家にあると、おいしい臭いを嗅ぎつけてやってきます！
それほど木と水が大好き、大好物なんです！

私たちが気づかない間にシロアリはやってきて、木材を食べます(*_*)
大量発生した場合、家がボロボロになってしまい最悪の場合倒壊してしまう可能性もあるんです。
雨水が家に染み込んだり、木材が腐ったり、放置すればするほど被害が広がります。

何事もまずは現状を把握することが大切です！
満天では認定技術者が検査・工事・点検を行います。
床下を調査し、各所の部材や配管の水漏れ、さらに木材の変色具合、カビの発生状況、床下の通風などを確認します。家屋の外回りや庭の廃材などにシロアリが生息し、地中からお家の基礎(土台)をくぐって、縁の下に浸入する事が多いので要注意です。

調査のようすがこちらです。

シロアリは土や排泄物・餌の食べかすで”餌場へ向かうトンネル”を作ります。
シロアリ被害を見つける場合、このトンネル⇒”蟻道”の発見が肝です！

満天では、国土交通省基準の検査を実施しています。
合成薬剤を使用する業者さんが多いですが、私たち満天が使用する薬剤はホウ素系木材保存剤という無機の粉です。合成薬剤の効果が5年に対して、ホウ素は一度塗られると半永久的に長持ちします。
目薬や食品添加剤、医療現場でも使用されている原料なので人体に無害です。
猫好きの私としては、とても嬉しいです=^_^=

こちらがホウ酸散布1回目です。