通気工法と直張り工法
2016年09月01日
こんばんは!
満天ファミリーの星野です(^^)/
皆さん!サイディングの張り方にも種類があるって知っていましたか!?外壁で今一番使われているであろうサイディング!その張り方についてお話しさせていただきます。
とは言ってもサイディング自体は釘で張るか、専用金物を使用して張るかの二通りがメインです。この二通りでは、少し金額はかかりますが専用金物を使用することをおすすめします。釘で張る方法ですと、必ずといっていいほど、釘の廻りから凍害を起こします。なので、凍害を防ぐ意味でも専用金物を使用したほうがいいです。
では、サイディングの下地はどうなっているのか!?下の写真をご覧ください!
この写真をみれば、サイディングがどのように張ってあるか一目瞭然です。みてもわかる通り、右と左では下地の組み方が違います。写真にも書いてありますが、右が『通気(つうき)工法』左が『直張り(じかばり)工法』と呼ばれる工法です。ほとんどのお家がこのどちらかで施工されています。
何が違うのか!右の通気工法は、柱、間柱に透湿防水(とうしつぼうすい)シートを張って、胴縁(どうぶち)と呼ばれる木材を打ち付け、そこにサイディングを張っていきます。一方の直張り工法は柱、間柱に透湿防水シートを張るまでは一緒です。そこに直にサイディングを張りつける工法です。通気工法は胴縁があることにより、透湿防水シートとサイディングの間に空間が生まれ、そこを空気が通ることにより湿気などを逃がしてくれます。直張り工法はその空間がないため、内外部からの水分を直にサイディングが吸収してしまいます。サイディングが水分を吸収するともちろん凍害につながります。
このように、サイディングの下地によっていい悪いがあります。現状どのように下地が組まれているのか、どのようにサイディングが張られているのか、それによってリフォームの方法は変わってきます。建物診断でしっかりと判断することがとても重要になります。
満天では、その知識をもった有資格者が建物診断を行います。なので、最善のリフォームを提案することができるのです。塗り替え、張り替え、カバーリングなんでもお任せください。何をするかも大事ですが、それよりも今がどうなっているのかがとても大事なのです。
それでは、
満天の星空の下、皆さまが笑顔でありますように・・・。