コロニアル瓦は要注意!!
2016年08月19日
おはようございます!!
満天ファミリーの星野です(^^)/
本日は、コロニアル瓦の塗装についてお話しさせていただきます。
コロニアル瓦とは!?という方もいると思いますが、写真を見れば『あぁ、これね!』って思われる方もいると思います。実際、コロニアル瓦とは商品名で、化粧スレートやカラーベストなどと呼ばれることもあります。
それでは何が要注意なのか!?それは、塗装の工程です!一般的に塗替えと言いますと、下塗り1回の上塗り2回が標準の工程です。現状、劣化が進行していない状態であれば、この工程で問題ないと思います。ですが、劣化が激しいコロニアル瓦に下塗り1回ですと、1、2年で剥がれてくださいと言っているようなものです。
それはなぜか!?まずは実際に施工した工程写真をご覧ください!
着手前の写真です。表面の塗膜が薄くなり、部分的に素地が露わになっている状態です。
高圧洗浄を行っています。普通の高圧洗浄ではなく、トルネード洗浄と呼ばれる方法で水圧を強くし、汚れや付着物、浮いている塗膜などをきれいに洗浄します。この洗浄をしっかりと行わないと、素地と塗料の密着性が悪くなり、すぐに剥がれてしまいます。
これが洗浄後の写真です。汚れや付着物などがなくなり、きれいになったと同時にさらに素地が露わになりました。ここから塗装を行っていきます。
下塗り1回目です。浸透する塗料で塗っていきます。塗ってわかりますが、どんどんコロニアル瓦が塗料を吸い込んでいきます。
下塗り2回目です。1回目塗った部分の色が若干濃くなったことがわかります。塗っては乾かし、塗っては乾かしを何度も繰り返して、強靱は下地を作ることがとても重要になります。実際、このあと2回塗って、計4回でようやく下塗りが完了しました。
上塗り1回目です。
上塗り2回目です。
これが完了です。このツヤ感!!6回塗ってこその仕上がりです!!これだけ塗ってようやく塗料本来の耐久性を発揮できるのです。下塗りを吸い込みがとまるまで何度も塗り重ね、上塗りできれいに仕上げる!何度もいいますが、下地処理と下塗りがすごく重要なのです!!
満天では、6回塗ったからといって追加金額はいただきません!!それはなぜか!?自分たちはプロです!仕上げてなんぼ!塗料本来の性能をひきだしてなんぼ!お客様に安心していただいてなんぼ!お客様に感動していただいてなんぼなのです!!見積りが3回しか塗らないから塗らないでいいんですか!?そんなところに頼まないでください!
それでは、
満天の星空の下、皆さまが笑顔でありますように・・・