塗料選びのポイント②
2020年06月20日
こんにちは、冨取です!
先週に引き続き、塗料選びのポイントについてお伝えします。
沢山のメーカー、塗料の中から自分の好みに合ったものを選ぶのは難しいですよね。
実は、カタログを見てみると塗料の名前の近くには、塗料の品質や性能が分かりやすく書かれています。
それがコチラ!
「水性形一液外壁用遮熱シリコン系上塗材」
塗料メーカーのアステックペイントジャパン様より販売されているシリコンREVO1000という塗料は、簡単にまとめると水性形一液外壁用遮熱シリコン系上塗材なのです。
それぞれを意味ごとにご説明します。
1.溶剤について
塗料には水で希釈する「水性塗料」とシンナーで希釈する「溶剤塗料」に分けられます。
シリコンREVO1000は水性塗料で、シンナー特有の嫌な臭いが少なく、小さなお子様やペットと一緒に暮らしているご家庭にオススメです。
2.硬化剤の有無
しっかり混ぜてそのまま塗装ができる「1液型塗料」と、ベースとなる塗料に硬化剤を混ぜて使用する「2液型塗料」があります。
1液型塗料は扱いやすく、値段も比較的リーズナブルなものが多いです。
一方、2液型塗料は化学反応により塗料を固めるので1液型塗料に比べて耐久性が高いのが特徴です。
3.使用箇所
塗料によって、使用できる材質、部位は異なります。外壁専用の塗料、木材には使用できない塗料、金属に適した塗料など様々あるので要チェックです!!
ホームセンターや100均で販売されている塗料にも対応素材の記載が必ずあるので購入前にしっかり確認しましょう。
4.塗料の機能性
シリコンREVO1000は「遮熱性」を有しているということ。
遮熱性とは紫外線を反射し、建物内部の温度上昇を抑える働きがあります。
これからどんどん暑くなるこんな季節には室内環境を快適にしてくれる遮熱塗料がオススメです。
5.樹脂の種類
前回もご説明しましたが、樹脂は塗料の質・耐久年数に大きく左右します。
前回のブログはコチラ→(塗料選びのポイント①)
シリコンは耐久性とコストのバランスが良いため、多くのお客様にお選びいただいています。
6.塗料の役割
塗料には主に下塗り材・中塗り材・上塗り材に分けられ、上塗り材は仕上げとして最後に使用する塗料です。
上塗り材は雨水や紫外線などから劣化しないように守ってくれる大切な役割があります。
他の塗料にも書かれているはずです。
是非チェックしてみてくださいね!!