樹脂サイディングのメリットとデメリット
2018年12月08日
こんにちは!冨取です!
今回は、樹脂サイディングについてご説明します!!
樹脂サイディングについて
樹脂サイディングは日本ではあまり普及していませんが、アメリカやカナダではとても一般的な外壁材です。
樹脂(プラスチック)からできており、軽くて伸縮性があるのが特徴です。
〇メリット
1.凍害・塩害・サビに強い
『凍害』とは、サイディング材に浸み込んだ雨水などが冬季の寒い季節に凍り、膨張を繰り返し、サイディングの表層を浮き上がらせてしまう現象です。
寒冷地ならではの現象で新潟県も例外ではありません!!
窯業系サイディングはセメント材と木質材料を圧縮し、壁材にしたものです。
サイディング自体に防水性は無く、表面に塗装し塗膜を形成することで防水機能を果たしています。
そのため、塗膜が劣化してしまうと凍害に繋がってしまいます。
また、トタンや金属サイディングの場合は塩害・サビの危険性があります。
サビは、水分と空気中の酸素が金属と結合することによって発生します。
さらに、塩分は空気中の酸素を集める習性があるため海に近い地域は要注意です!!
そんな心配も樹脂サイディングなら心配ありません!
樹脂サイディングはその名の通り樹脂(プラスチック)から作られる外壁材です。
一度張り替えてしまえばメンテナンスは当分必要ありません!
2.台風が来ても大丈夫
「こんなに軽くて薄い素材だと風で飛ばされてしまうのでは…?」と思いますよね。
大丈夫なんです!
それは留め部が折り返され二重になっているからです。
樹脂は柔らかい素材のため耐風圧性が低いことが問題点でした。
しかし、留め部が折り返され二重になることで通常よりも高い耐風圧性を可能にしました。
すべての樹脂サイディングの留め部が二重になっているわけではありません。
二重でない方が価格もお安くなりますが、その分、耐風圧性も低くなってしまいます。
種類や性能によって価格が変わりますので値段に惑わされないでください!!
満天で提案するものは留め部が折り返しになっているタイプなので台風が来ても大丈夫です!
△デメリット
1.デザイン性に乏しい
窯業系・金属サイディングにはレンガ調や木目調、砂を吹き付けたものなど、お客様が気に入った色や柄を選んでいただくことができます。
それに比べて、樹脂サイディングは選べる色や柄が少ないのが特徴です。
また、仕上がりが非常にシンプルになります。
窯業系・金属サイディングは重厚感があり、とてもおしゃれですので、「かっこいい外壁にしたい!」「1階と2階で柄を変えたい!」と考えている方には窯業系・金属サイディングをお勧めします。
2.火や熱に弱い
樹脂ですので重大な火炎にさらされると溶融する可能性があります。
火や熱に弱いといっても、太陽光や太陽熱なんかではびくともしないので大丈夫です。
暖かくなると外でバーベキューなんてこともあるのではないでしょうか?
火を使う際は十分注意してください。
樹脂サイディングにメリット・デメリットがあるように、
窯業系・金属サイディングにもメリットとデメリットがあります。
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外壁工事といっても施工方法は様々です。
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