トイレを辿る。
2017年11月01日
満天・高山です。
マイパワースポットがトイレの高山です!
よく洋式トイレ、和式トイレと言いますが、
日本でよく目にする洋式トイレには、日本独自の改良が盛り込まれていますので、
少しご紹介したいと思います。
まず、給水タンクに水が上から注がれてきて、ついでに手洗いができるタンク。
これ日本の発明なんですよ。
実はもともとの洋式トイレのタンクは、わざわざ水が一旦外に出ることはなく、タンクの中にだけで水が注がれていたので当然手洗いはできなかったんです。
こっちのタイプも日本で見かけますね。
そんな折せっかちできれい好きの日本人が「効率いいじゃん」と思って改良しました。それが、手洗いのできるトイレタンクです。
次にU字型の便座です。
これも、もともとの洋式トイレの便座は丸型だった所に、日本人が訳あって改良しました。
その訳とは……便座を降ろしたまま、男性が立ちションするためだそうです。
出だしと最後のヤツが便座にかからないように!と言う目的の発明です。
いやしかし、男性のみなさまは、便座上げますよ。もしくは、座ってやりますよ!!と言う方が多いと思います。
これも、洋式トイレが日本に入ってきた当時の日本人が、せっかちだから生まれたんですね。
こう言った、洋式トイレの歴史を辿ると、
手洗いタンクで、U字便座だと、和式トイレと言ってもいいんじゃないかなーんて勝手に思いました。
冒頭に手洗いタンクのトイレのお話をしましたが、最近のトイレはタンクレス(タンクが隠れている)が多くなってきました。
タンクがないトイレが普及していくと、「日本人の大発明 手洗いタンク」を重宝していた皆さんは不便だと思い、
不満に思っている方は多いのではないでしょうか。
でも安心してください!
タンクの隠れているタイプには、専用の手洗い場がオプションであるんです。
しかし、手洗い型タンクファンのみなさまには、
日本人の大発明、手を洗った水をリサイクルするという、省エネ対策がないじゃないかー。
とおっしゃる方もいるかも知れません。
じつは自分の周りにはそう言う方がしばしばいたので、今回お伝えしたかったのです。
タンクレストイレ専用の手洗い場を設置すると、
なんと、手洗い後の排水は、トイレのタンクに入っていくんです!!
給水も、トイレの浄水を利用し言ってみれば、従来の手洗いタンク型と同じような仕組みなんです。
離れているだけとも言えます。
姿形は変わったけど、手洗いタンクを生み出した日本人の魂が、すこしタンクレスにも引き継がれているんだな。
と思う今日この頃でした。
満天ショールームにて?
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