家の外壁がボロボロに!?原因を解説します!
2022年04月15日
こんにちは、冨取です!
暖かくなり、ご自宅の外回りを見る機会が増えたのではないでしょうか。
ふと外壁に目をやると、外壁がボロボロと剥がれ、崩れているのを発見!!こんな経験ないでしょか?
今回は、外壁がボロボロする劣化症状とその原因をお伝えします。
凍害(とうがい)について
このように外壁がボロボロとしてしまう症状を凍害(とうがい)と言います。
新潟県及び寒冷地特有の劣化です。
また、日本の住宅の約8割に使用されているコンクリート質の外壁材『窯業(ようぎょう)系サイディング』に良く見られる症状になります。
凍害の原因とメカニズム
凍害の原因は外壁材に含まれている水分が原因です。詳しく解説していきます。
新築時
外壁材は塗装により保護されているため、外壁材の内部に水分が浸入することはありません。
とてもきれいな状態です。
数年後
建物は常に太陽光による紫外線や雨・風などにより少しずつ劣化していきます。
表面の塗装の防水性が低下したり、微細なヒビ割れが生じることで、外壁材内部に雨水などの水分が浸入します。
更に劣化が進むと
外壁材の内部に浸入した水分は冬の寒い時期に凍り、暖かくなると解けるを繰り返します。
水は凍ると体積が増えるため、外壁材を内部から膨張させます。
膨張と収縮を繰り返すことで外壁がボロボロを崩れてしまいます。
凍害からつながる様々な劣化症状
コケ・カビ
凍害と同じように劣化の原因は水分。コケやカビは建物の北面や日中でもずっと日陰になっている湿度の高い場所でよく見られます。
木下地の腐食
ひび割れや凍害でボロボロになった外壁の隙間から建物の内部へ水分が浸入していまうと、外壁材のさらに内側の防水シートや木下地が腐食してします可能性があります。
劣化症状の早期発見が重要
凍害による劣化症状がひどい場合、メンテナンス費用が高くなってしまします。
定期的な建物の状態確認を行い、劣化の早期発見を行うことでメンテナンスコストを最小限に抑えることが出来ます。
少しでも建物のことで気になることがあれば、お気軽にご連絡ください!
0120-100-557