樹脂サイディングのメリット!デメリット?
2021年09月14日
こんにちは!堀です(^^♪
満天日記をご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介するのは、樹脂サイディングです。
樹脂サイディングとは何か???
樹脂サイディングとは、プラスチックの仲間である「塩化ビニル樹脂」を主原料としている外壁材です。
アメリカやカナダでは50年以上も前から普及しており、とても一般的な外壁材です。
軽くて伸縮性があるのが特徴です。
凍害・塩害に強い
『凍害』とは、サイディング材に浸み込んだ雨水などが冬季の寒い季節に凍り、膨張を繰り返し、サイディングの表層を浮き上がらせてしまう現象です。
北海道や新潟、東北地方の寒冷地ならではの現象です。
日本でもっとも一般的な外壁材で窯業系サイディングがあります。
日本の住宅の7.8割は窯業系サイディングではないでしょうか。
窯業系サイディングはセメント材と木質材料を圧縮し、壁材にしたものです。
サイディング自体に防水性はなく、表面に塗装し塗膜を形成することで防水機能を果たしています。
そのため、塗膜が劣化してしまうと凍害に繋がります。
その次に多く使用されている外壁材で金属系サイディングがあります。
こちらは名前の通り金属なので塩害・錆の危険性があります。
錆は水分と空気中の酸素が金属と結合することによって発生します。
さらに、塩分は空気中の酸素を集める習性があるため海に近い地域は要注意です。
凍結してひび割れるようなことも、錆や腐食の不安も樹脂系サイディングなら心配いりません!!!
約30年、メンテナンス不要?
樹脂系サイディングは色あせることがなく、素材同士を重ね合わせて施工するためコーキングも使用する必要もありません。
他の外壁材は約10年ごとのサイクルで塗装、または目地のコーキングの補修といった手入れが必要なのに対し、その点樹脂系サイディングはメンテナンスにかかる費用が抑えられます。
その他にも・・・
●防水性が高く、撥水性に優れた素材
●凹みや割れが発生するリスクが少ない
●軽量で建物への負担を軽減、地震による影響も軽減
などメリットがたくさんあります。
デメリット・欠点は?
これまでたくさんのメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。
それは・・・
色やデザインの選択肢が少ない!!!
窯業系・金属系サイディングにはレンガ調や木目調、砂を吹き付けたものなどバリエーションが豊富なのに対し、樹脂系サイディングにはバリエーションがあまりなく仕上がりが非常にシンプルになります。
見た目を重視したい方には窯業系・金属系サイディングがお勧めです。
今回は樹脂系サイディングを簡単にご紹介しました。
樹脂系サイディングだけじゃなく、窯業系・金属系サイディングにも同じようにメリット・デメリットがあります。
お客様のご希望に合った最適な外壁材・施工方法を提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください!
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また、弊社・YouTube満天ちゃんねるにも樹脂サイディングの施工中動画を投稿してますので、ぜひご覧ください!!!